コエンザイムQ10の体内合成

コエンザイムQ10って体の中で作れるの?

「コエンザイムQ10って、私たちの体の中にはない物質なの? 
サプリメントじゃないと補えないの?」。
みなさんの中にはこんな疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
答えはNo!です。
コエンザイムは主に肝臓などで体内合成することができます。
ならば、体内合成できるはずのコエンザイムが、なぜサプリメントとしてもてはやされているのでしょうか? 
その秘密を探るには、まず私たちの体内でどうやってコエンザイムQ10が作り出されているのか、そのメカニズムを知る必要があります。

コエンザイムの別名はユビキノン

ちょっとややこしい話ですが、『コエンザイムQ10』の成分は『ユビキノン』と呼ばれるものです。
そしてこのユビキノンは肝臓において、メバロン酸という物質から作られます。
ですが、残念ながらこのユビキノンは、コラーゲン等の物質同様、加齢やストレスによって年齢を重ねるほどに、その生産量が減ってしまうのです。
ユビキノン、すなわちコエンザイムQ10は、栄養ドリンクに含まれているような各種ビタミン類同様、糖質(ブドウ糖)を代謝して脂肪酸を合成する際や、脂肪酸を燃やしてエネルギー源を得る為に必要な補酵素です。
ですから、年齢を重ねるごとにユビキノンが少なくなった私たちの身体は代謝が弱まり、身体の活力が失われていきます。
その足りなくなったユビキノン(コエンザイム)を外部から効果的に補うため、現在ではサプリメントの形で広く流通するようになったわけです。

なぜ外から補う必要があるの?

加齢と共に生産量の減るコエンザイム、それをサプリメントの形で補うのは、例えるなら施設が古くなって生産効率の落ちた工場を持つメーカーに、外注工場から製品を供給することに他なりません。
避けられない加齢を嘆くより、コエンザイムQ10を外から補給して活力を高めてはいかがですか? 
驚くほど多彩な形で、コエンザイム関連製品はみなさんの周りにありますよ。
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